1.流行

昨年の春夏ころから流行し始めて、今年も流行しているファッションの1つといえば、マキシ丈のワンピースがあります。そもそもマキシ丈とは、最大を意味するマキシマム(maximum)の略で、くるぶしが隠れるほどの丈が長いスカートのことを指しています。初めてマキシ丈スカートがファッション界に登場したのは1964年で、ミニスカートの流行に対抗する形で発表されました。現在でも、一昨年にミニスカートが大流行した反動を受けたのか、昨年からマキシ丈が徐々に流行し始めています。まさに、歴史は繰り返すですね。そしてこの夏、夏祭りや花火大会などのお出かけにはもちろん、日常的なファッションにもマキシ丈のワンピ(オズモーシスはおすすめ)を取り入れる方が多くなりました。
そして、マキシ丈ワンピを着れば定番のようにかぶるのが、カンカン帽。カンカン帽は、もともと男性用の帽子で、麦藁帽子の1つでした。明治から大正、昭和初期にかけて大流行したカンカン帽が、現代では女性がマキシ丈ワンピや花柄ワンピとともに着るのが、1つのファッションとなった感じです。サイトでも、カンカン帽は沢山目にしました。帽子専門のショップだけではなく、ワンピを扱っているショップが商材のワンピとあわせて販売していることも多かった気がします。そもそも、このマキシ丈花柄ワンピにカンカン帽は、若い女性に大人気の歌手の西野カナさんが取り入れていたファッションで、彼女の着こなしにあこがれた若い女性を中心に始まったファッションです。いまや、多くの女性がマキシ丈花柄ワンピにカンカン帽を持っていることでしょう。
男性はというと、シックでカジュアルなものから、わざと大きいメンズサイズをラフに着る人など様々ですが、最近ではカジュアル系の人が多い気がします。

もう1つ、カンカン帽といえば忘れてならないのが、ダンガリーシャツ。ダンガリーシャツと花柄スカート、カンカン帽は、まるで定番のようにあふれているファッションです。ダンガリーシャツは、機能的な実用性を重要視した作業用シャツでしたが、その荒っぽいざっくりとした感じと、ふんわり女の子らしい花柄スカートの組み合わせが新しく、ファッション界で注目されました。ただ、ダンガリーシャツは来年の流行には、もう入ってこないファッションになっている感じも見受けられるようになってきていますから、もし今からダンガリーシャツを買いたいと思う方がいらしたら、ワンシーズンの流行になるということを覚悟して、買った方がいいかもしれません。

そして昨シーズンから今シーズンにかけて流行し、さらに来シーズンも確実に流行していると予想されるファッションは、何といってもファストファッションです。ファストファッションとは、ファストフードのように低価格で短いサイクルのファッションを大量生産し、大量販売するファッションブランドのことを指しています。ファストファッションを取り入れているのがモデルの益若つばささんです。このファストファッションという言葉は、2009年の流行語大賞トップテンにも入ったくらい、世の中を席巻した一言となりました。代表的なファストファッションといえば、何といってもユニクロでしょう。ユニクロはいまや、国内にとどまらず、その展開の主軸を海外に置き始めており、世界的ブランドとなりつつあります。デニムレギンスの流行もユニクロが火付け薬ですね。そして、忘れてならないファストファッションといえばH&M。H&Mのファッションセンスは、それまでの大量生産、大量販売の洋服のイメージを変えるほど非常にハイセンスで、ファストファッション大流行のきっかけを作ったといっても過言ではないでしょう。そしてファストファッションの中でユニクロやH&Mの続いて伸びているところというと、フォーエバー21(FOREVER21)やアバークロンビー・アンド・フィッチなどがあげられます。国内のファストファッションでいえば、無印良品も人気が上昇してきていて、目が離せません。今年同様、来年もファストファッションが主流ファッションになるということは間違いないでしょう。

アバクロは人気があり、男性だけでなく女性にも人気があります。アバクロは最近日本に出店したことで話題になりましたね。ファッションに敏感な男性は仕事場でのスーツの着こなしもバッチリきまっていることでしょう。最近のスーツは細身でシャツのボタンやネクタイもオシャレにコーディネートしている男性が多いですよね。スーツはもう中年サラリーマンのような着方だけではありません!

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